サッカー上達

サッカーのドリブル時における必須スキル

良いドリブルはどっち?

①50%の確率で1人かわせる選手
②10%の確率で1人かわせる選手

サッカーのドリブル時における必須スキル

当然①ですよね。
では、

①50%の確率で1人かわせるが、ボールロストの1%(0.5%)を自分で取り返す選手
②10%の確率で1人かわせるが、ボールロストの40%(36%)自分で取り返す選手

うーんこれはどうなんでしょう。
単純なボール保持率では、

①が、50%+0.5%なので50.5%
②が、10%+36%なので46%

さらに、ドリブルで相手の裏に抜ける確率でいうと、
①は50%、②は10%なのでやはり①の選手に分があるということでしょうか。

しかし、これはミクロな視点になります。

得点とは取るものではなく生まれるもの

少し話は逸れますが、仮にサッカーの目的を得点を取る事だとする時、
得点が入るには、どういう状況が起こる必要があるのでしょうか。

まず、得点とは取りに行って取れるものなのでしょうか。

相手がブロックを敷いて攻撃に対応している状況で、
「はい、では今から得点を取りに行くよ!!」
と言って取れるのでしょうか。

難しいですよね。

守備陣を崩すといっても、相手がいることなので当然相手次第にもなります。

得点とは、取りに行って、そう簡単に取れるものではないということです。
これは、基本的には、守備は攻撃に対応が出来うるということです。
異論はあるかと思いますが、話を進めていきます。

それでは、どういった状況で得点が生まれやすくなるのでしょうか。
それは、守備陣が万全の体制ではなく、攻撃に対応ができない時になります。

何らかの理由で、守備の対応ができないときに得点は生まれやすくなります。

では、その何らかの理由とは何でしょうか。
それは、予測を裏切られた時です。

虚をつく

予測とは、未来における、実現すると考えられる状況のいくつかの選択であり、
その予測のおかげで、物事に対応ができます。

そして、予測を裏切られるとは、選択肢にないことが起こることです。

では、予測にないことが起こるとどうなるかというと、
動きが瞬間的に停止します。

思考が錯乱して、瞬間的に脳が命令を出せなくなるからです。

その間、ほんの0コンマ何秒かはわかりませんが、マヒした状態にあるのです。
要するに、予測を裏切られたことにより、思考が錯乱し、さらに動きが止まり、守備網が一瞬マヒをするということです。

では、それはどういった状況で起こりうるのか、
それは守備陣が、守備から攻撃に移った瞬間に起こりやすくなります。

この瞬間に守備陣は、守備から攻撃へマインドシフトが行われ、攻撃への意識に切り替えれらます。

その意識が変わった瞬間に、予想外のことが起こるとは?
つまり、攻撃のスイッチが入った瞬間、また守備側にまわされることです。

これにより瞬間的にマヒし、守備陣を立て直す暇もなく、相手の攻撃が突き刺さってきます。

このように、得点とは守備陣に予測ができないことが起こり、
守備網が一瞬マヒすることで生まれやすくなるのです。
故意であろうとなかろうとです。

要するに予測が出来ていれば対応ができるが、予測が出来なければ対応ができないということです。

この相手のすきをつくことを有名な戦略言語で、「虚をつく」と言います。
戦いにおける重要戦略です。

虚をつくことで、得点が生まれやすくやるのです。

きょをつく【虚をつく】 相手の備えのすきをついて攻める。
虚を衝く(キョヲツク)とは – コトバンク

 

ドリブルにおけるマクロな視点

さて、少し脱線しましたが先ほどのドリブルの話に戻りますね。
ドリブルで相手に仕掛ける状態とは、当然相手側が守備の意識を持った状態をさします。

一人抜いたところで得点に直結しにくいのは、
守備陣がそれも含めて予測をしてるから、カバーリングで対応出来るためです。

一方、攻撃側がドリブルで取られた瞬間に、自身で取り返すプレーとはどういうプレーか。
それは、単にマイボールにするという意味だけではなく、虚を衝くプレーにつながるのです。

守備側はボールを奪取し、攻撃にシフトした瞬間にボールを奪われるからです。

前者は対応できうる、後者は対応に困難なプレーです。

ドリブルの必須スキル

正直、どちらのプレーヤーが良質かは統計を取っていないのでわかりかねますが、
マクロの視点で行くと、リカバリーというのは「虚を衝く」という観点から
得点に直結する可能性のあるプレーであることは間違いないです。

仮に、ドリブルで相手を抜く技術だけ身につけて、50%の確率で守備の選手を抜けたとしても、
リカバリーの技術がなければ、残りの50%で味方チームが、
「虚を衝かれる」プレーにつながる可能性があります。

攻守は表裏一体なのです。
ドリブルで相手を抜く技術と、リカバリーの技術はセットで考えなければいけません。

①1vs1で相手を抜く技術
②取られた瞬間から、すぐさまアプローチをかけれる動作
③アプローチをかけた後にボールを奪取する技術

全ては「体の使い方」と「意識づけ」です。

その他の虚をつくプレー

例として、他の虚をつくプレーを紹介しましす。

攻撃側が2人の関係で打開する時は、相手の予測がつきやすく対応されやすいです。
スルーパス、ワンツーなどの少ない選択肢の中での対応になります。

しかし、3人が絡んだプレーになると、一気に選択肢が増えて
相手の予測がつきにくくなります。

そのため、一瞬棒立ちになり、相手の裏を取る事が容易になります。
最近では、ゴール前でこの様な3人が絡んだサインプレーが多くみられますが、守備側はほとんど対応できていません。

ここでは詳しくは述べませんが、3人でのプレーが有効な理由は、
予測がつかないことでDFの動きが一瞬止まるからです。

予測を裏切れば、足が止まり、先に動く事ができます。
そして、先に動くことが出来れば、相手の裏に出れるという事です。

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